うつ病の改善は周りの理解が大切|接し方によって悪化する可能性アリ

禁句を覚えておこう

病院

特別な病気だと思わない

うつ病の患者は、健常者が想像しているよりも気分が落ち込んでいて、情緒不安定です。そのため患者と接する時は、上手な接し方をしなければ意図せず患者を傷つけたり、心をかき乱してしまいます。混乱したうつ病患者が自傷行為や自殺に走ってしまうという最悪の結末を迎えない為にも、接し方をよく考えましょう。うつ病患者には、言ってはならない言葉が三種類あります。一種類目は、うつ病が治るようにと気遣うアドバイスです。患者は自分の症状に対してどういった対策が一番効果的か知っていて、にも関わらず治らないという焦りとイライラを抱えています。その患者に対してアドバイスをすることは、患者を気遣っているように見えて実は、患者には自分を理解してくれないと思われてしまいます。二種類目は、患者を励ます言葉です。何故なら励ましの言葉は患者にプレッシャーを感じさせてしまうことで、アドバイスと同様に患者の焦りとイライラを増加させるからです。うつ病患者は、他の人に言われずとも病気を治すために頑張っています。三種類目は、患者の生活に干渉する言葉です。確かに、うつ病患者は食が極端に細くなり、何をやっても楽しくなさそうに見えます。しかしそこで、健康に悪いから食べなさい、笑顔が見たいから趣味をやった方がいい、と生活に干渉してはいけません。干渉によって患者は、自分を否定されたと感じてしまうからです。これらの禁句に共通しているのは、患者のことを心配しすぎるあまり、過度に患者と関わろうとしているということです。患者の求めている接し方は、お節介を焼くという意味での気遣いではなく、好きなように放っておいてもらう、非干渉という意味での気遣いです。その望みに寄り添うためには、相手がうつ病患者であることを留意し、病人の負担にならないような接し方をしましょう。例えば、患者の言うことを肯定するのは患者に対する良い接し方です。患者が悩みを相談する時は、大抵は何か解決策を求めていたり、自分の非を探してほしいわけではなく、誰かに話を聞いてもらい、認めてもらいたい時です。他にも、家事を代わるなど患者の身体的負担を減らすことも望ましい接し方です。うつ病には安静にし、リラックスしておくことが大切なので、精神的だけでなく身体的負担を軽減することは病気の回復に繋がります。うつ病はありふれた病気です。風邪やちょっとした病気の人を過度に心配せず、安静にしておくのと同じように、うつ病患者にも心配しすぎず、そっと接しましょう。

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